今日は、私が経営している螺神梁と言う店の新商品の関係で、数字についての記述が欲しいとの事だったので、急遽記事を挙げる事にする。既に熟知している内容でも、案外理解出来ていない場合が多いので再読するのも良いだろう。

このたび螺神梁では、ブレス用水晶球一つひとつに０〜９までの数字を彫って、貴方の縁のある数字を水晶ブレスの中に加え、その数字を持ち主の魂に通法(記録)させて人生に役立てて貰おうと言う商品を出した。

人生を通常とは違った側面から観察すると、人生は不思議な数字によって構成されている事が理解出来てくる。人が生まれて一番最初に縁のある数字と言えば誕生日だろう。もっと掘り下げると生まれた時間に氏名の画数など、調べたら切が無いが、学校ではテストに点数が付けられて、成績も数字、偏差値も数字、受験番号で合格発表がなされる。住所にも番地を割り当てられて、住民基本台帳カードや免許証に健康保険証なども全て番号によって管理される時代だ。

人類は数字を駆使する事で暦を作り、数字を使って一年間を割り振った。この事で人は自分がいつ生まれて何年生きてきたか、現在は何歳なのかとか、年齢を知ることでそろそろ自分も結婚しなきゃとか、そろそろ人生も終わる頃だとか自分を知る上でも役に立っている。

数字についてはもっともっと書きたい事はヤマほどあるが、宇宙に時間を割り当てる事で、正確に時を刻むものが必要に成り、とうとう正確に時を刻む時計を発明した。此の事で人は待ち合わせなど何でも時間に合わせて行動する事で、正確に他者との歩調を合わせる事が可能に成った。

好むと好まざるに関係なく、人は時間によって制約を受けているのは確かで、宇宙が数字によって成り立っている以上、人にはきっと一人ひとり縁のある不思議な数字と言うものがあるのでは無いかと考える賢人もいた。その賢人の代表と言えば、四柱推命などで人の運命を占う占い師たちだ。

そこで螺神梁では、購入者一人ひとりに縁のある数字を鑑定し数字を与えて、その数字を魂に刻み守護に伝える事でラッキーナンバーとし、社会で必要に成る様々な場面で必要となるＩＤ(アイディー)やＰＷ(パスワード)などに使用したりする。その他の使い道では、自分のラッキーナンバーをジンクスなどとして繰り返し使用することで、魂に刻まれやがては守護がその数字を認識し、貴方の人生の中に偶然と言う現象を使ってその数字を表すように働きかける。

人生と言うのは、岐路に立つたびに決断を余儀なくされる。人生とはまさに決断の連続で出来ていて、貴方が選ぶべき道が決定している時は良いのだが、どちらか迷う時もある筈だ。そういった時、必ずどこかに数字が眠っているもので、その縁のある数字を見つける事が出来た時に、それが縁のある選ぶべき道を示すものと信じて歩んでみてはどうだろう。迷った時に神頼み、選択の基準が掴めない時に利用してみると良いだろう。


陰陽師神政館 館長山下款二