毘沙門天は、大広木正宗大神から分かれた毘沙門族と呼ばれる連中の事だ。彼ら毘沙門天が、イエスキリストの守護神だった話は有名だが、この事件が第五神相にキリスト教と言う魔界勢力の教団を、世界中に広めてしまう結果になった訳だ。
毘沙門天(びしゃもんてん)、梵名ヴァイシュラヴァナ ( [Vai?rava?a]または[vaizravaNa])とは、仏教における天部の仏神。持国天、増長天、広目天と共に四天王の一尊に数えられる武神である。また四天王の一員としてだけでなく、中央アジア、中国など日本以外の広い地域でも、独尊として信仰の対象となっている。
この毘沙門天を含む四天王など天部の頂点に君臨するのが帝釈天だ。帝釈天は、私の兄貴である三九羅が担当だ。その事で特に天部には顔が利くし、四天王は国祖系の四魂だから特にやりやすい。そこで今回は、財宝と四天王随一の武闘神である毘沙門天王をタイガーアイ〔虎目石〕の独鈷杵に入魂した。
毘沙門天は天部の中でも一番人気の武闘神だ。毘沙門天は北の守護神で有財城の城主でもある。
人生は闘いだ。毘沙門天の加護を受ける事ができれば、闘いに勝利しその勝利が富を産む。その富を人々に分け与える事で、更に富を得る事が可能になる。財とは、蓄財するものでもなければ、守るものでもない。財は天下の周りもの、使ってこそ財を得る事ができる。攻めるは最大の防御なり。
人生は己との勝負、勝負に挑む勇者なら、毘沙門天の守護を得られる事は間違いない。金儲けだけが闘いではない。己の精神に立ち向かう事も闘いには違いない。強い自分に成りたい方や、人生を前向きに歩む決心をしたならば、毘沙門天を守護神に持つと良い。
陰陽師・神政館 館長:山下款二
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