百の目(ひゃくのめ)を入魂しています。
その名の通り、体中のあちこちに百もあろうかというほど多くの目を持つ妖怪です。
夜間に行動することが多く、小唄を口ずさみながら民家の近くを歩きます。とても人間好きな妖怪ですが、自分の容姿で人々を驚かせてしまうことを常に懸念しており、人前に出ようとはしません。ぎょろぎょろとした目玉が与える印象とは違い、優しく繊細な心を持っているのです。
この百の目は人間の文化にとても興味があり、踊りや歌、演劇などが大好きです。近年では、そっと映画館に忍び込むことも覚えたようですが、鑑賞中に感動してしまい体中の目からこぼれた大粒の涙で映画館の床を濡らしてしまう為、少し遠慮しているそうです。
とても感受性豊かな妖怪で、色々な立場の人間の心情を我が身のように思い描くことが得意です。一方だけの視点に偏らず、満遍なく全体を見渡せる能力に長けています。
仕事運、対人運、察知能力、感受性、創造力、表現力が上昇します。創作活動をする方はもちろん、芸術や文学などに触れることが好きな方にもおすすめです。持ち主の視野を広げ、より多くの発見ができるように力を貸してくれます。
また、他人に対して寛容になれるように働きかけ、人間の器を大きくします。
心の成長、精神安定、ホルモンバランスの調整、ストレス解消、対人恐怖症、腰痛、神経痛に良いです。
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